食物繊維の分析方法には「プロスキー変法」が採用されていましたが、日本食品標準成分表2020年版(8訂)より、新しい分析方法「AOAC2011.25法」が導入されました。(カロミルでは食材や自炊系メニューについては、8訂に基づき、計算・登録しています。)
新しい分析方法(AOAC2011.25法)と従来の分析方法(プロスキー変法)では、測定される食物繊維の成分が異なります。
プロスキー変法:水溶性食物繊維及び不溶性食物繊維
AOAC.2011.25 法:低分子量水溶性食物繊維、高分子量水溶性食物繊維及び不溶性食物繊維
白米は、新しい分析方法で食物繊維が算出されており、結果として食物繊維量が増加しました。
一方、玄米はまだ新しい分析方法がとられておらず、従来の分析方法(プロスキー変法)で算出されています。
そのため、一般的な認識とは異なる食物繊維の量となっております。
※白米と玄米の食物繊維の量を比較するには、同じ分析方法で計算された結果で比較する必要があります。
日本食品標準成分表2020年版(8訂)に関しましては以下リンク先でご確認いただけます。
https://www.mext.go.jp/a_menu/syokuhinseibun/mext_01110.html